『BEST GUY』

1990年年末に公開された航空自衛隊の全面協力を得た和製『トップ・ガン』。

1999/03/21スカイパーフェクTVで放映された「24時間まるごと織田裕二」での織田クンのコメントは・・・

織田「金かかってます。ハンパじゃありません。
これはもう、それだけでも見る価値がありますし、僕の大好きな監督さんのひとりだったんですけど、村川監督と一緒にやった作品なんです。
僕、松田優作さんが好きだったんですよね。
で、結構松田さんともうずーっとやってたのが村川監督で、まさかその人とやるとは思わなかったんだけど・・・。
村川さんとやれたのが、すごくうれしかったし、あとはまぁ、男の子は戦闘機っていうのは、結構好きな人多いと思うんですけどもね。
あのぉ、すごかったですね、そのへん。」

坂上「小気味よさっていうか・・・スカッとする・・・」
織田「そうですね。ちょうど、『トップガン』ってあったじゃないですか。
『トップガン』を日本でやったらどうなるんだ?って話しになって。
トップガンっていうのは出てきます、なかに。
トップガンっていうのは腕のいい人。
ベストガイっていうのは人格もすべて含めてリーダーにぴったりの人。
あと、アーリーバードって何のことか分かります?
早起きするあの鳥です。ようは、遅刻しないだけ(笑)
それだけでも表彰されるんだけど(笑)   その3つが実際、自衛隊の中で昔からあるらしくて。
  実際そう、呼ばれてるらしいです。
結構、撮影中もね、よく当時のソ連かな?ロシアからの??
侵犯が来て、撮影やってるそばから、カーンって。
一日多い時で、8回、10回とか、飛んでましたね。」

こちらに、シナリオ が掲載されています。
脚本家の方のHPとリンクさせていただきました。
完成され たものと少し違いますが、こちらが 最初だったそうです。

【監督】村川透
【脚本】高田純・村川透
【公開】1990/12/15
【音楽】シェリー
【配給】東映
【共演】古尾谷雅人黒沢年男財前直見、ほか
【役名】梶谷英男

ストーリー

 全国から優秀なF-15パイロットが千歳に集まり、その年の「ベスト・ガイ」を決める訓練が行われる。初日から遅刻する異端児の梶谷英男(織田裕二)は鹿児島からやってきた。タグネームはGOKU。
実は、彼の兄もベストガイに選ばれた優秀なパイロットであったが、悪天候時の夜間飛行中、空間の上下感覚を失うパニック、バーティコに陥り、墜落して死亡する。 同乗していたのは、梶谷の上官となる吉永(古尾谷雅人)だった。

 一方、ディレクターとして、歌手シェリーのプロモーションビデオにF-15の飛行シーンを使おうとして、水野みゆき(財前直見)がやってくる。
 兄にコンプレックスをいだく梶谷の挫折と成長、みゆきとの恋を描く。

感想

 さすが、織田くんは日本のトム・クルーズ
ハリウッド映画と比べると、ちゃっちいとこもあるけど(^^;、戦闘シーンなど、なかなかおもしろいです。
 ただ、残念なことに、公開されてすぐに湾岸戦争が勃発し、時節がら自粛ということで上映打ち切りになった、という話を聞きました。

 目だけ出すヘルメット姿が、すごくかっこいいです。

レンタルあり。ノベライズもカドカワノベルズより出ています。

   
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