『お金がない！』

1994年にCXで放映された『お金がない！』です。
これは、平均視聴率が20％をこえたせいかビデオ化されています。

視聴率データはこちらです。

遺跡はこちら。

制作：CX・共同テレビ
放映：1994/07/06〜09/21　水9（全12回）
脚本：両沢和幸、戸田山雅司（7）
演出：若松節朗(1・2・5・6・9・12）、木下高男（3・4・8・11）、本広克行（7・10）　
プロデューサー：塩沢浩二
企画：石原隆・鈴木吉弘
主題歌：織田裕二「Over the Trouble」
音楽：服部隆之 共演：東幹久、財前直見、石橋凌、高樹沙耶、松崎しげる、今井雅之、高杉亘、他
役名：萩原健太郎（2５）
サブタイトル：第1話(1994/07/06)　ブタの貯金箱
　　　　　　　第2話(1994/07/13)　仕事もない！
　　　　　　　第3話(1994/07/20)　プライドもない！
　　　　　　　第4話(1994/07/27)　運もない！
　　　　　　　第5話(1994/08/03)　希望もない！
　　　　　　　第6話(1994/08/10)　愛情もない！
　　　　　　　第7話(1994/08/17)　勇気もない！
　　　　　　　第8話(1994/08/24)　血も涙もない！
　　　　　　　第9話(1994/08/31)　義理も人情もない！
　　　　　　　第10話(1994/09/07)　時間もない！
　　　　　　　第11話(1994/09/14)　お金がある！
　　　　　　　第12話(1994/09/21)　やっぱりない！

ストーリー

　両親を亡くし、幼い弟2人と借金をかかえた超ビンボーな萩原健太郎（織田裕二）は、勤めていた会社もつぶれ、中学の同級生・神田美智子（財前直見）の紹介で、ユニバーサル・インシュアランスの子会社のビル清掃会社にやっと就職をする。夜勤中、見つけた重要ファイルを元に、なんとかユニバーサル・インシュアランスにもぐりこんだ健太郎は、その書類を失った張本人・大沢（東幹久）とコンビを組んで、大会社の社員にはないバイタリティで、難局をくぐりぬけて契約をとり、ついには、氷室社長（石橋凌）に見込まれて、アメリカへいっしょに赴任するところまできた。

　アメリカでユニバーサル本社を乗っ取った氷室とともに、重役として帰国した健太郎は、以前とすっかり人変わりしたかのように、金持ちにはなったものの、弟たちより仕事を優先する人間になっていた。しかし、氷室から、知らずに贈賄をさせられ捕まってしまう。すぐに釈放されたものの、これまでの自分を疑い、元の自分に戻ることにした。氷室の不正の事実をつかんだ健太郎は告発する。
一方、互いに惹かれあっていた美智子は、大沢のプロポーズを受け結婚式をあげようとするが、寸前、健太郎が駆けつけて「待った！」をかける。

　目が覚めた健太郎は、心機一転、弟たちと元のボロ家に戻り、小さな会社を起こし、美智子にプロポーズする。

感想

　最初は大口あけて笑う萩原健太郎についていけませんでしたが、だんだん慣れたのか、ああいう明るい部分と、シリアスに悩んでしまう部分、いろいろな表情が見れて得をした気分になれました。
　ハジけた美智子がよかったです。
やっぱ、ノー天気な男には、あれくらい元気のいい姉御肌のお姉ちゃんがお似合い。(^^)

　いつも神経質にハンカチでそこらへんを拭く今井さん、ちょいオネエはいった高杉さんの借金取コンビもキュートでした。

（作成1997/01)

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BGMタイトルOver The Trouble
作曲中崎　英也
作詞康　珍化