Welcome to Yuji Oda Museum

12時のシンデレラ

1991年ごろに放映された『やまだかってないテレビ』の中のミニドラマです。

　ある夏の夜、終電に飛び乗ろうとするユージの前をひとりの女・マイが走って飛び乗り、片方のパンプスを落して行った。
そのパンプスを預かった旨を伝言板に書き、毎日、彼女を待つユージ。

ふたりはやがて恋に落ちるが、マイはいつもキスしようとしても拒絶し、１２時になると帰ってしまう。
「１２時をすぎたら、電車がカボチャに変わるのかよ？！」
と言うユージに
「そうよ。」と言葉を残して彼女は去った。

それから、ふたりは会うこともなく、やがて秋。
終電にユージが飛び乗ると、いっしょに飛び乗ってきた女が・・マイだった。
「もう変わらないから・・」とかなんとか言って電車の中でキスするふたり・・。

なんやね～～～ん！？

（作成1997/03)