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制作：CX
放映：1991/01/7〜03/18 月9（全11回）
脚本：坂元裕二
原作：柴門ふみ
美術：荒川淳彦
演出：永山耕三、本間欧彦
プロデューサー：大多亮
主題歌：小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」
共演：鈴木保奈美、有森也実、江口洋介、千堂あきほ、西岡徳馬、ほか
役名：永尾完治（24）
サブタイトル：第1話 出会いと再会
第2話 愛ってやつは
第3話 二人の始まり
第4話 君の翼になる
第5話 いつも思い出して
第6話 赤い糸に結ばれて
第7話 愛は待たない
第8話 この恋を信じたい
第9話 行かないで
第10話 約束
第11話 さよなら
一途なリカの気持ちに、彼女に傾くカンチはリカとつきあい始めるが、健一の浮気を
心配するさとみに泣き付かれ、再び、さとみへと気持ちは動き始める。
長崎尚子（千堂あきほ）と三上との仲を勘繰ったさとみはついにキレ、自分から健一に
別れを告げる。
ますますさとみに傾くカンチは、自分を翻弄するかのようなリカについていけず、リカ
と別れる決心をする。カンチの故郷愛媛へひとり旅立つリカ。行方不明になった彼女を
追いかけて故郷へ向かうカンチ。約束通り、彼の故郷を案内してもらったリカは、「も
う一度やりなおす気になったら駅に来て。」と先に駅へ行くが、その約束の時間より1本
早い電車に乗って去って行った。
ロスへ転勤するリカ。1年後、会社を辞め、行方不明となるが、別れて3年後、尚子と 三上との結婚式帰りに偶然、街でカンチとリカは再会する。そのとき、カンチはさとみ と結婚していた。リカとカンチは思い出の公園で同じように、せーので背を向けて別れ るが、昔は背を向けなかったリカがこっちを向かない。ちょっと未練を交えた表情を して帰りかけるカンチに、「カンチ」と呼ばずにずっと「永尾くん」で通していたリカ がそのとき初めて「カンチ！」と呼びかけ、手を振って去っていく。
リカみたいにかわいくていい女を捨てて、どーしてさとみのとこにいくんだよぉ。（泣)＞カンチ
でも、一途なカンチはずーーっと心の中にさとみがいたんですね。
何度も繰り返して見てみると、確かに 、リカの一見無神経にもみえる言動をとってしまう気遣いのこまやかさは繊細すぎて、こりゃ、ごく普通の男・カンチには辛かったかもしれん・・と思えるようになりました。
1を知れば10も20も先読みするガラス細工のような神経をもつリカは、普通の男には「重い」のかもしれませんねぇ。
反対に、ほとんど自分のことしか考えてない さとみのほうが気楽かも〜。
さとみみたいな女は大嫌いだけど、これは、どうも自分の中にある「女の嫌な部分」を拡大して見せつけられるからのようです。 近親憎悪。（爆）
で、これは、役者が織田くんだからこそ生きたカンチだったと思うんです。
他の人だったら、本当にただの優柔不断、二股かけただけの男に見えたと思います。
織田くんは、どうしてもカンチの気持ちが理解できなくて、ラスト３話はまだ見ておられないそうですが、ぜひ、通して見てください。
３年後のカンチは、３年分きっちり年をとって成長しております。
後姿でさえ、その成長ぶりを感じさせる織田くんは、やっぱり、すごいです。
それに、役者織田裕二の迷いがそのままカンチの迷いとしてこちらには見えるところが、運にも恵まれていますね。(^-^) ＞織田くん
制作の方々もすごく力を入れられていたのか、ロケ地も広範囲です。
丸１日かけてロケ地巡りをしましたが、本当に感動しました。
このロケ地が知りたい方は、こちらへどうぞ。→東京ロケ地ガイド
部屋のインテリアも各人の個性にあったもので、何度見ても、細かい点で感心させられます。
カンチの部屋にあったスキー板。これは、四国唯一のスキー場が、カンチの出身校のそばなんですってよ。
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（作成1997/01・最終追記改訂2010/01/15）
| BGMタイトル | ラブ・ストーリーは突然に |
| 作曲 | 小田 和正 |
| 作詞 | 小田 和正 |
| MIDI | しらぽん |