『踊る大捜査線 THE LAST サラリーマン刑事と最後の難事件』 

2012年、『踊る大捜査線THE FINAL』の前哨戦として、14年ぶりに放映されたTVスペシャル。
視聴率21.3%は、やっぱハンパじゃないですね。

放映日:2012/09/01
制作:CX
脚本:君塚良一
演出:プロデュース:亀山千広
共演:柳葉敏郎深津絵里小栗旬、イ・ヘイン、小野武彦、佐戸井けん太、 ユウスケ・サンタマリアほか
役名:青島俊作(44)

内容

署長が代わり、新庁舎に移っても湾岸署は相変わらず。
刑事課総動員の小学生向け交通安全教室では、実際に危険な状況を見せるためにスタントを使った事故を起こし、気分が悪くなって運ばれる子どもも出る始末だが、中国から研修にきている王刑事の結婚式を控え、湾岸署は署をあげて結婚式準備に余念がない。

そんな中、管内で硫化水素による自殺とみられる死体が発見されたが、それは、自殺ではなく国際的な結婚詐欺犯による殺人かもしれないと、本店から国際犯罪調査室のメンバーが派遣されてきた。
交通課による目撃情報から殺人事件と断定され、捜査本部がたつ。

一方、要求されら2000万円がないというと連絡がなくなった王刑事の結婚相手は、その犯人だった。
中国から要人も招いての結婚式を花嫁なしに執り行い、「お金は用意できた」と彼女をおびき出す。

感想

懐かしい『踊る』が帰ってきました。
冒頭の交通安全教室でのやりすぎぶりから、やたら画面に映る情報の多さ(^^;
警察の備品を盗んでオークションで売りさばく犯人が何度も登場してくるところといい、栗山刑事が夢中だったアプリ開発で犯人の顔を特定したりetc
伏線が回収されていくさまが『踊る』だなぁ、と。
指導員として戻ってきてしまった元署長・副署長コンビが繰り広げる派閥争いも面白くて(^^)
結婚式準備の自動車の列にかぶさる大仰なBGMには笑えました。
セルフパロディ満載なSPドラマだったと思います。

ついつい、メインストーリーよりバックの映像の小ネタ探しに走ってしまう自分(^^;

OD3はそんなに観ていないせいか、鳥居管理官のBGMがはっきりわかっていません。
登場したときにお約束になるはずだよね?
気のせいか、新しい音楽はいまいちインパクトないのかも。

監督はじめスタッフとつぶやきあいながら観るTVだったもよう。
・・・ってツイッターしてないから、よぉわからんし(化石)

映画なみの豪華なスペシャル番組でしたが、また歳末SPを見たくなっっちゃった(爆)
あの伏線の回収ぶりは今見ても何度観ても秀逸(^^)

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BGMタイトルRHYTHM AND POLICE(オープニング曲)
作曲松本 晃彦
MIDIしらぽん