『踊る大捜査線』

1997年、CXで放映された『踊る大捜査線』です。
全く新しい警察ものとして、業界人をはじめ本職の方々にも評価が高かった作品で、「LOVE SOMEBODY」は、警察官の結婚式に歌われる新しい定番となったそうです。
公式HPもできて、大ブレイクしました。

視聴率データはこちらです。

遺跡はこちらです。

公式HPは３月末までですが、スペシャルライブにあわせて青島俊作のDRAGNETが開設されました（3/7まで）。

制作：CX
放映：1997/01/07〜03/18 　火21:00-21:54（全11回）
脚本：君塚良一
演出：本広克行（1・2・5・7・9・11）、澤田鎌作（3・4・6・8・10）
 プロデューサー：亀山千広、東海林秀文
音楽：松本晃彦　サントラ「RHYTHM AND POLICE」
主題歌：織田裕二 with マキシ・プリースト「Love Somebody」
美術：槓木　陽次
共演：柳葉敏郎、深津絵里、いかりや長介、小野武彦、佐戸井けん太、 ユウスケ・サンタマリア、水野美紀、他
役名：青島俊作（29）1967/12/13生

サブタイトル：第1回 「サラリーマン刑事と最初の難事件」97/01/07
　　　　　　　第2回　「愛と復讐の宅配便」97/01/14
　　　　　　　第3回　「消された調書と彼女の事件」97/01/21
　　　　　　　第4回　「少女の涙と刑事のプライド」97/01/28
　　　　　　　第5回　「彼女の悲鳴が聞こえない」97/02/04
　　　　　　　第6回　「張り込み・彼女の愛と真実」97/02/11
　　　　　　　第7回　「タイムリミットは４８時間」97/02/18
　　　　　　　第8話　「さらば愛しき刑事」97/02/25
　　　　　　　第9回　「湾岸署大パニック・青島俊作危機一髪」97/03/05
　　　　　　　第10回　「凶弾・雨に消えた刑事の涙」97/3/11
　　　　　　　最終回　「青島刑事よ、永遠に」97/03/18

ストーリー

　刺激を求めて脱サラした青島俊作（織田裕二）は、念願かなって空き地署と呼ばれる湾岸署に刑事として赴任した。
が、そこも、以前と同じようなサラリーマン社会だった。
殺人事件が起こっても、実際の捜査は本店とよばれる本庁がしきり、所轄署の刑事たちはその下働きだったり、何をするにも書類で許可を求めたりすることにとまどいながらも、事件に大小はない、という湾岸署のみんなといっしょに仕事をすることで、青島は刑事として成長していく。

　一方、本庁捜査一課管理官の室井慎次（柳葉敏郎）は、キャリア組のエリートなが ら、政治と捜査を分けることを願い、そうするためにも出世したいと思っていた。そんな室井が、「警察は会社じゃない！」と主張する青島と出会い、所轄と本庁の壁をとりさった捜査第一の体制を作りたいと思うようになった。

　 　そんなおり、定年まじかの和久刑事（いかりや長介）が長年追っていた同僚殺しの犯人安西（保阪尚輝）が、再び現われ、真下刑事（ユースケ・サンタマリア）を銃撃するという事件が起こった。
室井は懲戒免職を覚悟し、捜査中に偶然出くわした安西に発砲したことを検察庁からとがめられ捜査をはずされた青島と単独行動をとる。無事、犯人は逮捕できた ものの、ふたりは、査問委員会にかけられ、室井は訓告処分、青島は降格処分となっ た。

　「平等な処分にしてくれ。」と言う室井に対し、青島は「自分と同じ気持ちの人が上にいてくれるのはうれしい。自分は一からやり直せるから。」と、明るく以前の町の交番勤務へと戻っていった。

感想

　細かいところまですごく気を配られていて、クスクス笑える警察もの。
青島は、ナチュラルで、これまでにないキャラでした。
主役ひとりが目立つドラマではなく、湾岸署のみんなで成り立つよう、織田くんもパーツの一人に徹されたのでしょう。
ラスト前回の、真下撃たれるからエンディングに続く１０分間は、ドラマ史上でも有数の名シーンだと思います。

　最終回で、「真下正義のDRAGNET」に自分のハンドル（のもじり）を見つけたときは、ビックリしました。
でも、私は男ではありません。(T_T)＞『踊る〜』スタッフのみなさま

（作成1997/03)

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BGMタイトルRHYTHM AND POLICE(オープニング曲）
作曲松本 晃彦
MIDIしらぽん