『十九歳』

　1989年NHKで放映された『十九歳』です。
これは、TVドラマとしては初主演と言えると思いますが、出演者の筆頭は三浦友和さんでした。(^^;)
これも、『北の海峡』同様、横浜・大阪にある放送ライブラリーで見ることができます。

なお、全国各地にあるNHK番組公開ライブラリーでも見られますので、ぜひどうぞ！！

視聴率データはこちらです。

OD2の大ヒットをうけてか、2003/9/20-21、NHKアーカイブスで再放送されました。
こちらに詳細がありますので、ご覧ください。NHKアーカイブス

脚本：小山内美江子
放送：1989/01/14〜28（土曜ドラマ全3回）
演出：望月良雄・清水満
制作：八木雅次
配役：三浦友和、佐藤慶、西郷輝彦、橋爪功、長谷川真弓、マッハ文朱ほか
役名：村上大介（19）
サブタイトル：第1話　編入！俺はダブリの三年生
　　　　　　　第2話　反抗！ヒリヒリするほどいい気分
　　　　　　　第3話　卒業！親不幸終わってみれば丸裸

ストーリー

　高校を中退した村上大介（織田裕二）は、息子をどうしても大学に行かせたい父・市造（佐藤慶）の勧める私立一ノ瀬高校に編入した。気のすすまなかった大介も、バイク通学する生徒を見て、行くことに決めた。モトクロスバイクは、孤独な大介の唯一の夢だったからだ。そこは、全国から落ちこぼれを引き受けてくれる高校で、遠くから来る生徒のために寮が用意されていた。

　入寮の日、バイクを持ち込んだ大介は、早速、寮監の香月（三浦友和）と衝突する。 香月は、元暴走族、今では、体当りで教育に立ち向かう情熱的な教師だったが、妻がバ イクに引き逃げされて重傷を負っていたのだった。遠い自宅から通うバイク通学しか認 めない学校側と、モトクロスはスポーツだとする大介との対立は続く。

　山道で犬をよけそこねた大介が、バイクを破損し、街道沿いのバイク屋・多田（西郷輝彦）と知り合う。多田は、かってパリ・ダカールラリーに参加したこともあるメカニックで、そのことを知った大介は、その店に入り浸たり、モトクロスの指導を受けるようになり、学校に反抗を繰り返しながらも、やがて自分の甘えを知っていく。

感想

　父親に溺愛され、反抗したくなる19歳の苛立ちを、織田くんはよく表現しています。
　この作品がうまくいかなかったら俳優をやめようと考えてらしたそうですが、 他にもたくさん高校生役がいる中、ピカイチに輝いています。
成功してよかったですね！(^^)
　入浴シーンもあります。女優さんのみならず、俳優さんも若い頃にはバンバン脱ぐんでしょうか？（笑）

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