『振り返れば奴がいる』

1993年にCXで放映された『振り返れば奴がいる』です。
尊厳死を扱ったテーマがビデオ化にはネックになったのか、つい先日までビデオ化されませんでした。
でも、ビデオ化推進運動HPもでき、相当数の要望があったのでしょう。ついに 1999/5/19市販!!
石の上にも3年、ビデオ化には6年・・いい言葉だねぇ。(笑)

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制作:CX共同テレビ
放映:1993/01/13〜03/24 水9(全11回)
脚本:三谷幸喜
演出:若松節朗(1,3,7,9,11)河野圭太(2,4,6,8,10)木下高男(5) 
プロデューサー:関口静夫
企画:石原 隆・鈴木吉弘(2回から)
主題歌:CHAGE&ASKA 「YAH YAH YAH」
音楽:S.E.N.S.、飛鳥 涼
美術:塩入隆史
共演:石黒賢、鹿賀丈史、千堂あきほ松下由樹西村雅彦中村あずさ宮沢風太郎、ほか
役名:司馬江太郎(27)1965/12/13生

サブタイトル:第1話(93/01/13)  おまえが嫌いだ
       第2話(93/01/20)  おまえが殺したんだ
       第3話(93/01/27)  追いつめる
       第4話(93/02/03)  死にたがる患者
       第5話(93/02/10)  致命的な失敗
       第6話(93/02/17)  過去に何があった
       第7話(93/02/24)  告知
       第8話(93/03/03)  新記録
       第9話(93/03/10)  敗北
       第10話(93/03/17) 最後の対決
       第11話(93/03/24) 別離(わかれ)

ストーリー

 天真楼病院外科にアメリカのカンザス大学から呼ばれた医師・石川玄(石黒賢) は、苦しむ患者を「どうせ手遅れだから死なせてやれ。」と無視する司馬江太郎(織田裕二) に驚く。外科部長の中川は「奴は一流の腕をもっている。」とやめさせる気配はない。 反対に何かと司馬の肩をもつ中川。反発する石川は、なんとか 司馬を追い出そうと奮闘する が、うまくいかない。昔、中川は、自分の手術ミスを司馬に押し付けたうえ、自分は手 が震えてメスがもてなくなったという弱みがあったのだった。

 そのうち、石川が胃癌に冒されていることがわかった。司馬は、彼のためにNRD(中性子照射装置)を購入しようと、製薬会社オットーの星野(中村あずさ)に無理やり輸入させる。そのときの条件が、外科の器具をオットー製品で統一するというものだったため、癒着を疑われ、経営陣から追及される。しかし、司馬は、金銭授受を自分が追い落とした元主任・平賀西村雅彦)のせいにして逃れる。

 終末期の患者・笹岡(阪本あき)らに、無理な延命治療はやめてくれと頼まれていた司馬は、家族の希望で無理やり生かされている彼に大量の鎮痛剤をうち、安楽死させる。これを最後のチャンスとして、石川は、マスコミにも情報を流し、ついには、司馬は辞職することになった。
 司馬をやめさせることだけを目標にしていた石川は、気が抜けて、ついに吐血。緊急手術が必要となった。誰もが避ける自分に唯一ぶつかってきた石川をみすみす死なせたくはない司馬は、執刀医を志願する。紆余曲折ののち、手術は成功したが、術後の肺梗塞で石川は死亡する。失意で呆然と病院を立ち去る司馬。いきなり背後から刺され、振り返るといた奴は・・平賀だった。

感想

 私が織田くんにはまった作品でもありますし、『振り返れば〜』を語らせたら止まりません
何度見ても、新たな発見があります。
細かく見れば、多々矛盾はあるんですが、そんなことを気にもさせないくらいよくできたドラマだったと思います。
何年も前のドラマなのに、少しも色あせていません。 病院のセットなどは、最近放映されている医療ドラマのほうが凄いですけど、内容的に『振り返れば〜』を超えるものって、そうそうないですね。

司馬センセにはまった方も多く、司馬倶楽部というHPも あります。(ありました)
こちらは、MLで活躍されていた rindaさんたちのHPで『振り奴』のパロディが満載。
たぶん、もう閉鎖されたのでしょうが・・・ネット上にはまだ残ってたのよね((^^;
司馬フリークな私。何がなんでも残してやる!(爆)<ええんか?(^^;
ついでにNG集はこちら。
当時こんなパロディもあったのね(^^;司馬センセじゃないし(^^;<ますますええんかいっ?!(爆

(作成1997/01・最終追記改訂2010/01/15)

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BGMタイトルYAH YAH YAH
作曲飛鳥 涼
作詞飛鳥 涼
MIDIしらぽん