「踊る大捜査線」完結編製作が決定 15年の歴史に幕(eiga.com)
私は行けませんでしたが、涙の織田くんの完成披露試写会の様子がこちらにアップされています。
インタビューや動画各種
ＤＶＤＢＯＸおまけの『係長青島俊作２ 事件はまたまた取調室で起きている！』はこちら。
【監督】本広克行
【脚本】君塚良一
【公開】2012/9/07
【音楽】菅野祐吾・シリーズ音楽松本晃彦
【配給】東宝
【共演】柳葉敏郎、深津絵里、小野武彦、佐戸井けん太、北村総一朗、斎藤暁、水野美紀、 ユウスケ・サンタマリア、小栗旬他
【役名】青島俊作（44）
冒頭、下町の唐揚屋さんのシーンにはびっくり。
えらい手の込んだ張り込みだこと(^^;
その後のオープニングは、走りまわる青島にかぶさってこれまでの各キャラの歴史がＲＡＰに乗って流れるもので、カッコよかった♥
やっぱ、オープニングはＲＡＰだよね〜♪
最後のコイン、FINALの文字でバン！！というのもいいよね♪
ＯＤ２でアレ？ＯＤ３であれれ？？？と、とかゆいところをビミョーにはずされ、観終わったあと欲求不満がたまりましたが、今回はけっこうしっかり掻いてもらった感じ（笑）
ちゃんとツボをはずさなかった、というか、観終わった後はスッキリ満足できました。
ＴＶシリーズから観ていると、ああ、ここはあそこをなぞったんだな・・というシーンも多くでてきて、ほんとにＦＩＮＡＬなんだなぁ、としみじみ。
私が一番ジーンときたのは、検問シーン。
第十話の伝説のラスト10分を思い出すよね。雨降ってないけど。
ボクシングするふたり、黄色のパーカーおじさんたち、ガンダムおたく、ピンクサファイアetcお馴染みキャラもたくさん登場。
すみれさんは大型免許をもっていたのか、とか、真下落ち着きすぎ（冷静だったのではなく、もしかしたら固まってたのかも^^;）とかツッコミどこはたくさんありましたが、『踊る』らしい『踊る』だったと思います。
倉庫にバスが突っ込んでいったところは、まるでサンダーバードの救助方法みたいだった(^^;
一歩間違えれば、もろともOUT。
もっと穏やかに助けてほしい・・・ってとこで(^^;
友達が、「これを２にしたらよかったのに」と言ってましたけど、と鳥飼管理官や小池課長の存在も重要だったので、ＯＤ３も必要だったな、とえらそーな感想(^^;
OD３では、鳥飼管理官の存在がよかったんだもん。
今回は、あの存在感があったからこその流れですから。
存在感でいえば、香取くんの使い方がもったいなかった気がする((^^;
久世の存在感はもっとあってもよかったのに。
なんでバナナなのかと思ったけど、香取くんだからか？(^^;
今回は室井さんがカッコよくて、活躍しててよかったです♪
（というか、私は映画では室井さんが主役だと思ってる^^;）
まさか、あの渋さで笑えると思ってなかった((^^;
描かれたテーマも、組織内の軋轢、組織で生きていく信念でわかりやすく、ブレてない感じがよかったです。
ＦＩＮＡＬだから、ということで入れられたこともたくさんあったんじゃないかな、と思うけど。
これまで不満はいっぱいあったけれどOD2、OD3があってこそのFINALだったな、とつくづく思います。
室井・青島の関係は、和久・吉田副総監の関係に類似（というか継承）していましたが、鳥飼・小池＋久世も、同じく類似している部分があって、正義をなしたいという気持ちは同じ。
突っ走った鳥飼はダークサイドに落ちてしまったダースベーダー。
小池や久世も同じくダークサイドに落ちてしまった。
TVシリーズ第一話の犯人・田中に向かって青島が自分と同じだ・・と言ったところにつながっているんだなぁ、と。
コーヒーが飲めない青島や室井さんから渡される警察手帳などの小ネタのリンクもさることながら、そういう大きなテーマのリンクもあって、私は好きだな。
湾岸署の隠蔽はカワイイものだったけれど、警察全体の隠蔽は・・・。
ただ、保身のための隠蔽は、いずれも同じなんだけどね。
最後は、青島と出会って変わった管理官3人が並ぶ有識者会議で、これまでと違う組織になろうとする姿勢を見せることで「新たなる希望」というサブタイトルにつながっています。
一方、青島は今まで通り。
「警察なめんなよ」とOD2リンクなセリフをいって走っていく。
青島はじめ湾岸署のみんなは、これからもきっと毎日お台場を走り回っているんだろうな、と感じさせられるラストでした。
『踊る』らしいFINALをありがとう！＞織田くんはじめキャスト・スタッフのみなさん
レッドカーペットアライバルは500名だったそうで、これにもハズレたおしましたが、舞台挨拶の前にするんだよね？上から見えるよね？と、向かいのＣａｆｅで涼しくお茶しながらしっかり観させていただきました(^^)v
Keep Outのテープを張られた黒いバンから登場した濃紺のスーツに赤ネクタイの青島スタイルな織田くん、ギバちゃん、小栗くん、小泉くん、水野さん、内田さん、香取くん、元祖スリアミの署長・副署長、監督、君塚さんが、レッドカーペットを踏んで劇場に向かいます。
両側には当選した500名の外に一目観たいファンが同じくらいたくさん、暑い中ずっと待っておられました。
青島スタイルの男の子などTV画面的に若い子優先で当選したな、と上からみましたが、中にはかなりなお年のおじいちゃんやおじさんもいて、暑くて大変だったんじゃないかな、と他人ながら心配しちゃった(^^;
たくさんのファンの声援にこたえてもう一度戻ってくるキャストの面々。
一度通りすぎただけではなく、戻ってこられて、また両サイドのファンとタッチしながら走り抜けます。
劇場入り口前で記念撮影されたり、なにかメッセージされたり・・でしたが、聞こえないので、来週のワイドショーで確認します。
私たちは、窓際に買ったばかりのパンフレットをずらっと並べて手を振っていたので、キャストのみなさんも気づいてくれたのか、織田くんは指でメガネを作って「映画観た？」という感じの口の動き。
やったねー！！
面白かったよーーー！！
ひさびさに・・・（爆）
さ。
小ネタ探しにまた観に行こう♪
オープニング後のシーンで嬉しげに手を振って「青島さん！青島さん！」と声なき声で叫んでいるOD1犯人坂下始だとか、すみれさんのバスのナンバープレートが「８７７」だとか・・楽しみがいっぱいつまっていそう。
7回目にして、ようやく、冒頭のシーンに出てくるフーテンの寅さんに気づきました(^^;
中西係長の席にある胃薬やお薬ケースは、悲しいリンクになってしまいました。
これは家族を連れていってもブーイングされなさげ（笑）＜３ではえらいブーイングされた（涙）
というわけで、公開後の休日はすべてつぶれており、１カ月たってようやく家族を連れて観に行ってきました。
うちの家族は、織田映画には必ず無理やりでも連れていかれるのさ（笑）
で、ＯＤ３にさんざんブーイングした子どもたちも、
「面白かった！これが踊るじゃん。やればできる。」
って・・・さすが私の血をひいているだけあって、超上から目線の感想(((^^;
「これがOD３より興行収入が少ないなんておかしいと思わん？！」にも
「そこがシリーズもののむずかしいところで、駄作の後の作品の入りは必ずガタ落ちするもんよ。」
たしかに・・・・。
こりゃ失敬(^^;
それでも、連休最後の休日朝イチ、新宿ピカデリーは最前列を除いて満員だったし、笑い声も多かったよ♪
FINALにしてようやく気付いたこと。
１のときは専業主婦だったから、「事件は会議室で起きているんじゃない！」とか室井さんと青島の絆とか、ぐっとはくるものの、みんなみたいにそこまで心に響いてこなかったんだと思う。
FINALの今。
職場の人がどんどんいなくなる事態に陥っていて崩壊寸前。
「すみれさん、やめないよね・・・やめないでくれ。」（青島）
とか
「このシステムは何も機能していない。いつまでしがみついてるんですか。」（鳥飼）
なんて言葉が、映画の内容と全く関係なく、自分の現状にシンクロして心につきささってきます。
この間は、ひとりでぼーっと観ていて、思わずラストシーンで駆け出す青島に泣けたよ(((;_+
『踊る』が働く人に人気だったのはそういうことだったのかもね。
コネタ探しは、アハ体験だし（笑）
見つけると、脳が喜び、もっと観たくなる（笑）
初日の記事はこちら
後方扉から登場されたのは、青島スーツの織田くん、黒のミニワンピな深津さん、ダークスーツのユースケさん、黒にスパンコールの飾りがついたワンピースの水野さん、脚本の君塚さん、本広監督、亀Pの面々。
通路際の席だったので一瞬期待した・・・めっちゃ期待したよ。
反対側の通路を通った（涙）
ま、それでも近い、近い。
壇上に登られると、ほんとに黒い（毎回、生で拝むたびにその黒さに感心してしまう^^;）織田くんたち。
小柄で可憐なすみれさん。
雪乃さんは小顔で背も高くスタイル抜群です。
「ただいま！」と挨拶する織田くんは、「凄い熱気が伝わってきて・・・。肝心なこと聞くの忘れてた・・・映画どうでしたか？」みたいな。
詳しい話はぶっ飛んでるので、後でネット記事をいっしょに観ようね(^^;
深津さんは、「こんなに愛されている作品、15年も続く作品に関われて感動です」みたいなことを言われてました。
初日は舞台のお仕事で舞台挨拶にこられなかったので、レッドカーペットの凄さをユースケさんからさんざん聞かされたそうです。
壇上では、とんでもなくウソ言ってたけどね(^^;
そのユースケさんは、スピンオフ『真下正義』のときは、メディアージュの最終日・最終回にこっそり見に来たら、そんな時間なのに三分の2くらい座席が埋まっていたうえ、最後にみんなが手拍子、自分がいることは知らないのに手拍子！・・で挨拶に出たほうがいいのかな、と思ったくらいで、『踊る』、シネマメディアージュは本当に特別だと言ってました。
また、「みなさんの署名運動のおかげで、4月からこのメンバーで『踊る大病院』をやることに。
『振り返れば奴がいる』と『ナースのお仕事』を出して５で割った感じのものです。」と。
・・・２じゃなくて５で割るのか・・・と思った(^^;
水野さんは、「15年もやってきて、最後の卒業式のような挨拶に出られて感激です」みたいな。
君塚さんは、2日間織田くんといっしょにいて、ホントに青島＝織田なんだな、と感じられたそうです。
熱い男だった・・と。
本広監督は、笠井さんの司会がどれだけうまいか、やりやすいか、を痛感した、と言われていました。
亀Pの司会はグダグダで、愛情深いものだったそうです。
その後、9月7日、全国各地で行われた完成披露試写会の様子が映し出され、キャストのみなさんも最前列にすわっていっしょに見ました。
札幌、福岡、大阪、東京。各地はどこもすごい熱気です。
みなさん、会場におかれた紙にメッセージを記入されていました。
その上映後、壇上に黒いボードが３つ。
実は、シネマメディアージュの両側の壁も黒い布で覆われていて、キャストのみなさん、両脇のお客さんたちが、「せーの！」でその布をとると、出てきたのは、全国各地からのメッセージ。
ほんと、すごい量でした。
このメッセージをバックに青島コートを羽織った織田くんで撮影。
スタッフ→本広監督から手渡された深津さんは、恭しく織田くんにコートを差し出します。
中のメッセージは、ありがとう！というものが多かったのですが、織田くんは、
「こちらこそ15年も続けて応援してくれてありがとう。
このような作品に出会えて幸せだった。今後会えるかどうかわからない
2話で、『踊る』はどういうスタンスのものなのかがわかり、自分がシュートを打たなくても、ボールをパスすれば確実にゴールを決めてくれる作品なんだ、と思った。
最終回の前の回で、真下が撃たれてからのシーン、そして映画化につながって・・・自分たちは１で終わらせたつもりだったけれど、みんなまだやりたいよね、とキャスト・スタッフ全員思っていた。
15年の間には、悲しいこともいっぱいあって、オリジナルキャストがそろっていいものが作れる最後の作品だと思う。
だから、続けたいのはやまやまだけれど、今終わるのが一番いいんだ、これで最後です。ごめんね。
と挨拶されました。
そして、深深と・・・ほんとに深深と頭を下げられて、ほかのみなさんの誰よりも長く頭を下げておられました。
一旦退場された後、また戻ってきた織田くん。
ほかのキャストのみなさんもいっしょに戻ってこられて、みんなで手をつないで「ありがとう！」
観客の私たちもいっしょに「ありがとー！」
長い長い舞台挨拶が終わったあと、残されたメッセージボードに記入することができたので、私も書き込んできました。ふふ。
ゆっくり劇場を出ると、ロビーにはお客さんがたくさんいて、これから次の回の上映を観る人たちなのかな、レイトショーでこの人数はすごいな〜と思っていたら、みんな上を見上げています。
なんでしょ。遅いし早く帰ろう、とエスカレーターに乗ろうと向かったときに、一斉に
「がんばれ！がんばれ！踊る」の手拍子がおき、みんなが見上げている方向を観ると、あら〜〜
織田くんたちが再登場し、手を振ってくれました。
すごいな〜
アンコールみたい。
ほんとに、最後まで『踊る』は特別な作品でした。
公開御礼舞台挨拶の記事はこちら
ありがとうございます！＞MASAさん
そして、遅くなりましたが、梅田の舞台挨拶行ってまいりました。
織田さんと柳葉さんがドラマ時代のヘリコプターの撮影秘話を話してくださいま
した。
凄い風で演技どころではなかったとか。
織田さん「まだ、ヘリコプター乗せてもらってないんですが…」←うろ憶え（笑）
柳葉さんはカラオケでラブサンをよく歌われるそうで、青島コートも持ってらっ
しゃるとか。
亀山P「その写真ありますか？」
柳葉さん「スタッフが持っているかも？」
亀山P「写真確保ー！」
そして、柳葉さんから織田さんに青島コートが手渡され、青島がコートを着て走
るシーン再現！演技？コント？をしてくださいました。
亀山P「みなさま、ここは難波グランド花月ではありません」
1ヶ月以上前でメモもしてませんので、うろ覚えで申し訳ありません。
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| BGMタイトル | RHYTHM AND POLICE(オープニング曲） |
| 作曲 | 松本 晃彦 |
| MIDI | しらぽん |