制作：CX
放映：1997/12/30
脚本：君塚良一
演出：本広克行
音楽：松本晃彦 サントラ「RHYTHM AND POLICE」
主題歌：織田裕二 with マキシ・プリースト「Love Somebody」
プロデュース：亀山千広、東海林秀文
共演：柳葉敏郎、深津絵里、いかりや長介、小野武彦、佐戸井けん太、 ユウスケ・サンタマリア、水野美紀、筧利夫、広末涼子、稲垣吾郎、原沙知絵他
役名：青島俊作（30）
その頃、青島（織田裕二）は、杉並北署勤務で、大使夫人の病院訪問の警備をしていたが、持ち前のやさしさで、花束をあげたいという子供を通してしまう。
上司にしかられている青島の姿を偶然目にした警察庁警備課長・室井（柳葉敏郎）は驚く。
実は、移動にあたって、室井は人事と「青島を半年で湾岸署へ戻すこと」という約束を取り付けていたのだった。
青島の辞令は、書類の山に埋もれていて、彼はそのまま杉並北署勤務を続けていたのだった。
室井の指令でようやく湾岸署へ戻った青島だったが、猫の手も借りたいハズの湾岸署の面々は、来るのが彼ときいて、どこの課も「人は間にあってます。」
上司の命令を聞かない、ということで厄病神扱いされ、カエル急便の箱をもってあちこちまわる青島。
交通課へまわされ駐車違反取締中に事件で走るパトカーを見た青島は、思わず、ミニパトで追い、小学校での事件を知る。これは、卒業記念制作を壊されたうえ、止めに入った先生（原沙知絵）まで傷つけた、というものだったが、和久たちの事情聴取中に殺人事件の無線がはいり、彼等は帰ってしまう。
事件に大小はないという信念の青島は、交番勤務中に作成した異常者ファイルをくって、ひとり捜査を始める。
殺人事件の捜査本部が湾岸署に設置され、署長たちの計画していた忘年会はまたも流れる。
本庁からやってきたのは、新城管理官（筧利夫）。
室井をライバル視するエリート官僚の彼は、所轄を徹底的に無視（差別）しようとする。
一方、交通課をはずされ生活安全課へまわされた青島は、カツアゲ少女（広末涼子）が声をかけたことで、ケンカで連行されてきたアブナイ男（稲垣吾郎）が、ファイルの中のひとり鏡であることを知る。
別室で取り調べ始めた青島は、鏡が小学校の事件の犯人である確信を抱くが、隙を狙った鏡に、暴発事故で持ち込まれたライフルを奪われ、湾岸署は占拠されてしまう。
実は、鏡は、ヤク中で殺人事件の犯人でもあったのだ。
「こいつの罪は死に値する」と銃をつきつける新城に、青島は「刑事の仕事は、裁くことではなく逮捕することだ。」という。
「刑事でもないくせに。」とののしる新城に向かって、ライフルをつきつけられた袴田課長は、「うちの部下をバカにしないでもらいたい。」と怒る。
真下からの急報で室井が手を廻し、SAT（特殊急襲部隊）が派遣され、犯人は無事逮捕された。
そして、青島は、ついに刑事課に戻ることになった。
「不幸を運ぶカエル急便」今回の不幸は「青島」そのものでした。（笑）
（作成1998/01)
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| BGMタイトル | CX. |
| 作曲 | 松本 晃彦 |
| MIDI | しらぽん |