『真夜中の雨』

　2002年10月からTBSで放映される『真夜中の雨』。
タイトルをクリックすると、TBSのオフィシャルサイトにとびます。
BBSも大盛況です。
視聴率データはこちらから。
大ニュースの連続だったせいか、2002年秋クールはドラマ大打撃でしたが、『真夜中の雨』はそれでも健闘しています。
でも、まぁ・・織田ドラマにしては低調でした。

おかげさまで、試写会に行かせていただきました。
試写会の模様はこちらです。

制作：TBS
放映：2002/10/10〜12/19　木10
脚本：福田靖
企画原案：安倍照男・長谷川弓子
演出：若松節朗・福澤克雄・松原浩・村谷嘉則
プロデューサー：伊佐野英樹・瀬戸口 克陽
 音楽：住友紀人
主題歌：織田裕二『そんなもんだろう』2002/11/13発売
共演：阿部寛、松雪泰子、石黒賢、長塚京三ほか
役名：都倉隆（30）S.47.8.18生

＜サブタイトル＞

各サブタイトルをクリックすると、その回の粗筋＆感想に飛びます。

第一話　「危険なめぐり逢い」（2002/10/10)：若松演出
第二話　「彼の悲しい告白」（2002/10/17)：若松演出
第三話　「21年間も眠り続ける男の正体」(2002/10/24)：福澤演出
第四話　「胸が引き裂かれる辛い思い出」(2002/10/31):若松演出
第五話　「森に消えた男の驚くべき正体」(2002/11/07)：松原演出
第六話　「彼が動き出す」(2002/11/14)：若松演出
第七話　「父の深い衝撃」(2002/11/21)：松原演出
第八話　「父と二人の息子」(2002/11/28)：若松演出
第九話　「すべては偶然ではなかった！」(2002/12/05)：村谷演出
第十話　「真犯人」(2002/12/12)：松原演出
最終話　「雨の終わるとき」（2002/12/19）：若松演出

＜ストーリー＞

権威を嫌い、教授のいいなりになる大学での扱いにがまんできなかった優秀な心臓外科医・都倉隆（織田裕二）は、事務長の安藤(石黒賢）にヘッドハンティングされ、日本有数の大規模な個人病院である泉田病院に転職した。
赴任当日は開業25周年記念のレセプションが行われ、そこに出席をもとめられていたが、水に恐怖心をもつ水澤由希子（松雪泰子）に誤って心臓近辺を撃たれた殺人犯の治療を依頼され、キケンな状態の患者を救命することをとる。
そして、この事件で都倉と由希子は出会った。
「患者が助かるかどうかは最高のギャンブルだ。」とうそぶく都倉に興味をもつ由希子。
自分への由希子の探りにきれた都倉は、「おぼれたくらいでなんだ！オレの母親は目の前で殺されたんだ！」と怒鳴りつける。
泉田病院に21年間眠っていた患者に覚醒の兆しがあわられ、興味をもった都倉が調べると、彼は偽名で入院させられている由希子の父親で、都倉が殺されたと思い込んでいる母がなくなった交通事故の対向車の運転手だった。
事故のとき、瀕死の母を見捨てて立ち去った男は誰か、犯人を捜す都倉。
てがかりを求めるうち、母のもとを頻繁に訪れていた男がいることがわかり、その男が、泉田病院の院長慶一郎（長塚京三）であることがわかった。
そして、その院長は、都倉の顔も知らぬ父親だったのだ。
安藤の起こしたサイドビジネスの失敗で、経営悪化する泉田病院。
そして、母を殺したかもしれない父・泉田慶一郎。
都倉は、父に復讐するかのように、都倉を手駒に病院乗っ取りをはかる安藤とともに業務提携先の慶明医大小笠原教授（津嘉山正種）を金で動かし、第2外科を創設した。
都倉に惹かれる院長の娘･香織（山田麻衣子）は、母のなくなった日に生まれていた。
彼女の誕生に間に合うために院長は、都倉母子をおいて車を捨てたのだ・・・。
そう思い込んだ都倉は、「もう娘に近づくな。自分の大事な家族をめちゃくちゃにするな！」と怒る院長に、自分が息子であることを告げる。
心労とショックで、心不全を起こし倒れた院長の手術を誰がするか・・で、長男俊介（阿部寛）と争う都倉。
肉親の手術はできない、都倉に頼む・・という院長の言葉に「僕も息子ですよ。」と告げるところを、俊介に聞かれ、俊介はますます頑なに都倉の執刀を拒んだ。
だが、実際に自分が手を下す自信がなくなり、結局都倉の手術で院長は救われる。
九死に一生をえた院長は、都倉と由希子に事故当日の真相を告げる。
運転していたのは、院長ではなかったのだ。
そして、都倉母をずっと偲んできたこと、謝罪の意味で三輪の面倒をみてきたと、都倉と由希子に謝罪する。
泉田病院に事故関係者が集まりすぎていることに気づいた都倉は、由希子に事故の再調査を依頼する。
一方、病院内に都倉が院長の息子であるという暴露FAXが流れ、病院内も泉田家もがたがたになった。
FAXを流した犯人は、目覚めかけた三輪を殺そうとした安藤だった。
安藤の父は、賄賂で50万を受け取ったことを同僚の三輪に内部告発され、それを苦に自殺していたのだ。
21年間恨みつづけ、都倉を見つけ出してヘッドハンティングし、泉田家の乗っ取りまではかったが、すべては水泡に帰した。
父の代わりに娘の由希子を殺そうとして逮捕される安藤。
存続の危機にあった泉田病院は、都倉のアイデアで、専門病院の集合体として再出発することになった。
そして、都倉も、泉田家の一員としてみんなに迎え入れられたのだった。

＜感想＞

温故知新。ドラマチックなドラマです。
織田裕二初のサスペンスドラマという触れ込みでしたが、織田裕二初のホームドラマかもしれません。
外科医な織田くん。
はまってます。カッコいいです。堪能してください。(*^^*)

＜都倉隆のプロフィール＞


（作成2002/10・最終追記改訂2002/12/24)

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